「というわけなんスけど」
「・・噂には聞いてたけど、ひどいね。」
モンブラン先輩が気を失った後、俺はテニス部のところに戻った。
俺たちは皆で東京に遊びに来ていたら、氷帝のモンブラン先輩にあった。
俺は、前に氷帝に言ったときから一目ぼれした人だったからすぐに声をかけようと思ったんだけど様子が可笑しくて、心配したら逃げられちまった。
何なんだ?この怯え方。しかも"なぐらないで"って・・・
まさか、
前に、氷帝でいじめが起きてると柳先輩から聞いたことがある。
・・・もしかしてモンブラン先輩が?
幸村先輩たちの元にモンブラン先輩をつれて変えれば、案の定先輩はいじめられてるらしい。
しかも、とあるミーハーな女子にはめられて氷帝のレギュラー全員そっちを信じたらしい。
彼氏の宍戸亮にも、裏切られたって・・・は?
「赤也」
「何スか?柳先輩」
「赤目になってるぞ」
「!」
カクン、と視界がゆれる。あぁ、膝かっくんされたんだ。
けど、それで目が覚めた。
ここで怒ってもしょーがねぇ、怒るなら氷帝レギュラーたちの前だ。
そして全員、赤く染めてやるよ。
それが、俺達立海レギュラーと彼女のコントラクト会議の結果だから。