「学校くるなよ。」  「見てるだけで目が腐るわー」
  
        「死ね」

 「うわ、汚ねー」   「死んじゃえばいいのに。」

     「いつまでいんの?」






耳から入るのは暴言の声。



"やめて、違うよ。やってない"
ありったけの気持ちで言う言葉は


"嘘"
これだけの言葉に消されて。

泣きたくても泣けなくて、唯一、大好きだった人に手を伸ばしても。







「りょ、う・・?」

「名前で呼ぶんじゃねぇ」






私が愛したのはこんな人じゃない。




愛したのは誰だっけ?


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