甲板で眠っている君を見つけた…
気持ち良さそうに眠っているのを起こすのも気が引けたから、しばらく観察する事にした。
ビー玉のような瞳は、今は長いまつげにふちどられた瞼に隠れていて…
さらさらと風になびく髪を梳けば、くすぐったそうに笑う。
ぷっくりとした唇は薄く開いていて…
誘われるように唇を合わせれば、目覚めた君は顔を真っ赤にして怒った。
そんな君も可愛いと思うほど、
君に夢中なんだ。
だから覚悟してね?
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