君の手で僕を殺しておくれ
血で手が染まった
あたしの首を絞めるのは、一体誰?
最期に眼に映ったのは弧を描いた君の唇
死なんて怖くない
だって、君がいるから
一緒にここを飛び降りようよ
そういうのは独りでやって
ゴミを燃やすついでに自分も燃やした
君が殺してっていうから殺したのになんで僕に罪が降りかぶるの



君の死に顔があまりにも綺麗だったから
死に顔にキスなんてロマンチックじゃない?
早く死になよ
殺人ラバー
その手で僕を撫でて、殺めて、抱きしめて
血に溺れて逝く君があまりにも滑稽で
この世に飽きたのならさよならしちゃえば
なんで死んじゃったの
冷たい身体
もっかい息をして


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