空が青すぎて、思わず目を背けた。悲しみが全部空に溶けているようで。その中に弱虫な僕も溶けていそうで。

走って、息切らして、青すぎる空から逃げたんだ。



空に手を伸ばしたら、届くかな。この手は一体何を掴んだんだろう?それを知るのが何故か怖くて。隣にいる君の手をそっと握った。

君は笑うだろう、こんな怖がりな僕を。


「空が青いね、綺麗だね」


そんな事を言える勇気がまだ僕にはなくて。








煮るなり焼くなりお好きにお使いください。
素材は使えません。

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