※会話文




「もしもし半田、どうしよう!」

「…なんだよ」

「寝れない」

「…」

「どうしよう!」

「知るか」

「そんな冷たいこと言わないでよ」

「…名前」

「なに?」

「今何時か分かってる?」

「深夜2時頃」

「…」

「それがどうしたの?」

「非常識だろ。俺疲れてるから寝る。」

「だめ!」

「は?」

「だめだよ!私寝れないんだよ」

「なんでだよ」

「聞いてくれるの?」

「言いたいんだろー」

「明日ね、久しぶりに会う友達と遊ぶんだ!それでね、そのこと考えたらドキドキして寝れなくなっちゃった…」

「お前子供かよ…」

「半田はそうならない?」

「ならない。…ていうかその友達って男じゃないよな?」

「え?」

「どっちなんだよ」

「…んー、どっちだと思う?」

「めんどくさい。どっちでもいい」

「嘘つけ」

「…」

「気になってるくせに」

「…男だったら」

「男だったら?」

「このまま寝かさない」

「は?」

「このまま寝かさないで、ずっと電話してる」

「…ふ、なにそれ」

「笑うな。で、どっち?」

「明日、半田が今話してることを覚えてたら教えてあげる。寝ぼけてるでしょ?言ってることおかしいよ、」

「ねむい」

「半田と話したら私も落ち着いてきちゃったよ、ありがとう」

「名前」

「なに?」

「好きだ」

「、おやすみ」

「おや、すみ…」




眠る



寝ぼけてない時に言ってよね






(20100923)


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