ち、










い。




恋とは愛とは死とは生とは性とは。なんでしょう。例えば想い人に振られて泣いてみたり、例えばテレビの向こう側の誰かの幸福を願ったり、例えば明日の幸せを怖がってみたり。例えばそんな365日を君の隣で過ごしてみたいだなんて思ってみたり。



「ねえ?」

「え、なに?」

「君が幸せになりたいっていうから、考えてるのー」

「なにそれー」



ふわふわの髪の毛を揺らしながら笑う。君の息は少しだけ白い。春は遠い。手袋越しに手を握った。ねえ、僕は、今も君がいるから幸せなんだよ。恋とは愛とは死とは生とは性とは、君だと思うんだ。
なんて、馬鹿馬鹿しい話を伝えたら君はどんな顔をするだろう。



***
おちがない
(きみとしあわせになりたいというもうそういわゆるこいわずらい)










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