「睫毛長い」



そう言って伸びてきた腕。瞼に触れようとする指先に思わず目を閉じたらクスクスと柔らかい笑い声が頭の上から降ってきた。暫くしてから頬に感じた温かさにゆっくり目を開けたら綺麗な顔した閻魔が優しく笑ってた。睫毛長いなぁ。ほっぺにちゅーしたい。肌白くて綺麗。目の色が赤い。唇たべたい。一通り観察し終わると何見てるの、と触れるだけのキスをされる。もっともっとと強請るのははしたないかしら。



「綺麗だね、」



鬱血したような赤い華を見て閻魔は笑う。










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