バチルス







0センチを愛したから。







薄い、僅か1ミリ以下の層でも、わしにしてみたら邪魔以外の何物でもない。

「ナマがいい」
「腹壊す」
「ちゃんと処理すれば大丈夫じゃよ」
「却下」

そう言って今日も邪魔な層に妨げられる。

破れてしまえばいい。
そして粘膜を侵してくれたら尚更いい。
わしらの間に距離など必要ない。



犯されながら侵されたなら、どんなに。



END

Special Thanks!!
Zero Fukunaga
//Vital Signs
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