■幽霊少年

更新してなさすぎてびっくりした。一年くらいここ更新してなかった。びびった。脳内完結してる話が多すぎて。



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俗にいうお化けが見える子の話。犬/夜/叉のタタリモッケが近い。

場所が場所柄でしたので、忍術学園には良いものも悪いものも集まって来ていました。というはじまり。

怨みを買うことも多い忍者のたまごたち。ころされたものも、その家族も、たすからなかったものも、志半ばで果てたかつての仲間も、皆皆集まって来ていた。

○にはそれが見えていた。そして慰めることができていた。ふわふわと○の周りにはさみしがりの霊魂が渦巻いている。○は、一人静かに日陰に座っている様な無害な子だった。

そこに天女様投下。いろいろあって、「天女様に手を出すな」と牢に繋がれる。

「牢に入るくらいなら良いか」と思っていたら、牢の入口にお札を貼られた。○が見えると知っている友人だった。真実一人きりになれ、助けは来ないと。

○は焦った。霊魂の集まる場所は、それを狙ってくる悪いものも引き寄せる。妖怪といった輩のことである。



『余計なものが居なくなった』

『清らかな気がなくなった』

『あれがいなければ元々真っ黒な場所、昨今ますますどす黒い』

『醜い情念が渦を巻いておるわ』



あやかしが入ってきてしまった。天女様って天女様でしょう、どうにかしていただけませんか。当然に無理。

ようやく逆は補正解けて主人公の元へ。



「○、○!!ごめん、おれ、」

「ぼくらがまちがってた!!○、…え……」



○の周りにいた良いものが、真っ黒になっていた。息も絶え絶えに、ひゅうひゅうと喉を鳴らす○が。



最終的に「寺生まれってすごい」に、は、ならない。

個人的には久々知相手にしたいのだけど、主人公一ろにしたいからうーん。ていうかこれ某ちゃんの主人公に似て、る…こともなくもなくもない……強くなかけど…

多分かかない。


2012/05/03 02:52





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