SS部屋 | ナノ
※この前の静帝で監禁のやつの続き

2011/01/07 11:09

また途中で終わるけどちょっと書いた


 柔らかい内壁に目を細める。一度突けば、帝人は短く啼いた。
「帝人のナカはイイな」
「ひ…くぅ」
 生理的な涙を舐め、静雄は薄ら笑いを浮かべながら衝動を始める。
 激しく腰を動かすのではなく、小さく細かに動かす。こっちの方が帝人が突かれる回数が自然と多くなる。
「ゃっ、だ…あううっ」
「いいのか?すげえよさそうな声してんな」
「ちが…ちがぁ…」
「違わねえだろ。男のくせに、男に突かれてよがりやがって」
「ふ…うえ…」
 嗚咽をあげだした帝人に、静雄は笑いながら接触をより深くする。そのまま動かなくなり、帝人は怪訝そうに静雄を覗き見る。
「…?」
「俺に突かれるのが嫌なんだろ?」
「ッ」
 帝人が身じろげば、感じるところに静雄のそれが当たり、びくりと身を跳ねさせる。
 動かないままでいれば、接続部分がもどかしい快感に追い込まれる。ただでさえイきそうな状態なのだ。押し上げられたままの脚をびくびくと動かせば、ぐち、とより接続が深くなるよう身体を近づけられる。
「…は、ぅ…」
「…イきたいか?」
「ッ嫌です!」
 ここで快楽に堕ちるのはいやだった。そうした方が楽になれるとわかっていても、なけなしのプライドがそれを邪魔する。
 静雄は酷くいやらしげに笑うと、帝人の根元を掴み、衝動を再開した。イきそうになるが、熱がせき止められ、それができない。
 静雄は先に熱を帝人の体内に放出したが、帝人は身体の中で熱がぐるぐると渦巻いたままだ。
「願望は叶えてやったぞ?」
「ひぁうっ」
 静雄が少し動くだけでも快感が全身を駆け巡る。熱が身体を蝕み、このまま死んでしまうのではないかと思った。静雄は手をまだ外してくれない。
 ぼやけた視界の中、静雄は心底楽しそうに笑う。朝の静雄の態度がまるで嘘のようだ。二重人格ではないかとすら思う。
「……しずお、さ…」
「ん?」
 静雄はあくまで優しく問い掛けてくる。帝人は口を何度かぱくぱくと動かした後、静雄の首に腕を回した。
「俺にどうして欲しいんだ?」
「…ぁ、…イ、かせて…くださぃ…ひゃあああっ」
 静雄の白濁が水音を生み出す。帝人はあられもない声で啼き、やっと熱を吐き出すことを許された。
 だが、静雄はなおも衝動を続けた。イったばかりで敏感になっている身体には激しい快感になる。
「俺がイったら終わりにしてやるよ…」
 静雄がそう帝人の耳元に囁く間に帝人は再度熱を吐き出す。
「淫乱」と吐き捨て、静雄は奥に熱を吐き出した。白濁が大量に溢れ出る。
「ははっ、お前のナカどろどろ」
 静雄が自身を抜くと、生暖かい液体が同時に大量にこぼれ落ちた。
「ふ…ぅ」
「また綺麗に洗ってやるからよ。今度は気絶すんじゃねえぞ」
「はぃ…」
 閉じそうになる瞼に、頬をぺちりと叩かれる。帝人は薄れゆく意識を必死に保った。言われたからには聞かないと、今の静雄は何を仕出かすかわからない。
 帝人にシャワーを浴びさせ、滑らかな肌をさらさらと撫でる。ちゅっと首筋に口づけ、湯を湧かす。


裏が書きたかっただけ


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コメント
2011/01/07 20:54 奈倉
監禁っていいですよね。
帝人君の甘え方とシズちゃんの鬼畜がハマります。

もぅ、帝人君は犯されて喘いでぐちゃぐちゃになればいいとおもいます。
↑最近病みぎみな奈倉ですすみませんm(__)m
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