SS部屋 | ナノ
※静帝

2010/12/30 09:19

静雄さんが帝人を一週間で調教する話で二日目の最初で躓いた




「…あ?バイト?」
「はい…その、急なんですけど…」
 いつもはネットビジネスで稼いでいたのだが、そのパソコンが故障してしまい、ぴくりとも動かなくなった。
 修理に出したのだが、もう直せないまでと言われた。まだまだ新しいのに、故障は突然来るものなのかとがっくりと肩を落とした。
 貯めていた仕送りを崩すのもなんだか悔しいので、自分でバイトをしようと思い付いた。
 静雄に話を持ち掛けたのは、どうせなら顔見知りの人に紹介してもらう方がいいと思ったからだ。そっちの方が信頼できる。
 静雄は少し考えた後、ちらりと帝人を見た。帝人は首を傾げる。
「…短期でいいのか?」
「はい、大体のことならなんでも」
「…じゃあついて来い」
 事務所へ連れて行って貰えるのかと思ったのだが、連れていかれたのは一つのアパートだった。勿論、帝人のそれよりは小綺麗だ。
 促されるがままに部屋へと入る。モノはあまりなく、部屋の端に置かれたベッドだけを使っている感じだった。「座れよ」と言われ、テーブルの前に正座する。
「あの、バイト紹介してくれるんですよね?」
「ああ。一週間35万でいいか?」
「えっ、そんなにもらえるんですか?」
「今日からでいいよな」
「はっはい!…でも、一体何の…?」
 静雄はぴたりと動きを止め、帝人の前まで歩いてくる。他人の変化に気づかない程鈍感ではない。帝人は思わず後ろへ下がる。
「静雄さん…?」
「今日から一週間、俺に飼われろ」
「…ぇ」
 科白を理解する前に腕を掴まれ、ベッドの上に投げられる。帝人は暴れたが、腕を捩りあげられ、痛みに唇を噛む。
「安心しろ。今日はそんなに無理はさせないからよ。初めてであんまりしたら壊れても困るからな」
「静雄さん…落ち着いてください…っ」
「それはお前だろ。ほら、こんなに心臓ばくばくいってる」
「ひ…ッやめてください!」
 ぶちぶちとシャツを無理矢理剥がされる。静雄が何をしようとしているかわからないほど子供ではない。
 頬を引っ張たけば、静雄の目が据わるのがわかる。震える身体に、静雄はそっと口づけた。
 さらけ出された鎖骨に唇が触れ、尚更緊張が増す。
「…ヤです、やだ…」
 首を振れば、ぱさぱさと髪が枕に当たる。
「お前は俺のペットだろ?大人しくしてろ」
「違います!僕は――ぁぐっ」
 下半身に違和感を感じる。ありえないところが痛くて、狭いところを拡張させようと動く指が痛い。
「無理矢理此処に挿れてやろうか…?」
 何を、かは静雄が自身を取り出したことでわかる。指とは規模が違う。そんなものを挿れられてしまえば流血沙汰は避けられないだろう。帝人は顔を真っ青にさせながら首を横に振る。
「じゃあ抵抗すんじゃねえぞ。あと逆らうな。わかったな」
「…は、い」
 帝人の声が震えているのがわかる。がちがちに固まった脚を持ち上げ、棚から軟膏を取り出す。たっぷり出し、帝人の秘部に塗りたくった。浅い部分にも塗っていく。
「力抜けよ…」
「…ッぁ、」
 ズブズブと骨張った指が奥へと入って来る。一度奥まで入れば、抜き差しを繰り返し、時たま拡げるように横へと動かす。
 少し緩くなったそこに、もう一本と指が足され、今は三本の指が帝人のナカをうごめいている。帝人は細かに悲鳴を上げながら、浅い呼吸を繰り返した。
 指が突然引き抜かれる。だが、異物感はまだ抜けない。
「挿れるぞ、いいな」
 返事は聞かずに言うだけ言って己のそれを構える。軟膏を塗し、先端を挿れる。
 息を飲み、無意識に力の入る帝人の額にそっとキスをする。
「深呼吸だ」
「は…ふ…」
 ゆっくりと差し込めば、軟膏で解したためか、挿入が予想よりも容易だった。
 今まで頭の中で帝人を何度も犯してきたのだ。失敗はしたくない。
「ひ…ぃあっ」
「ン…もうちょっと」
 脚を胸につくまで押し上げれば、帝人の固い身体がぱきっと鳴った。骨が折れていないか心配になったが、特に痛がっていないので大丈夫だろう。
 ぐちゅりと軟膏が音を立てる。根本まで挿入すると、ふうと息を吐いた。あとは帝人の良いところを捜せばいい。
 人間は快感に弱い生き物だ。それは帝人だって違わない筈。
 そっと太股へ口づけ、衝動を開始する。前立腺を捜すために、角度を変え突く。
「…あっくっ…ッひゃああっ」
 帝人が啼いたところを重点的に突く。ガクガクと揺さ振られながら高い喘ぎ声を上げる。
「ひっん、ああっ…きゃうッ」
「イイ声で啼くな…」
「ふああ…っ」
 耳元で囁かれ、ゾクゾクと背筋を震わせる。虚ろになった目を見つめ、ピストンを速める。卑猥な水音が、情動を掻き立てる。
「…は、も…出す」
「あううっ、前ッやめ…っ」
 前を激しく扱けば、びくんびくんと身体を跳ねさせ、帝人は熱を吐き出す。射精の際の締め付けで、静雄も帝人のナカへ吐き出した。
 ナカに広がる暖かい感覚に、ふるふると首を横に振る。
「帝人のイく時の顔最高だな」
 息を吐きながら、再度奥へ自身を埋め込む。嫌だと譫言のように呟く帝人の口を己のそれで塞ぐ。そのまま衝動を開始すれば、くぐもった悲鳴が上がった。
「…んっ、んんう…」
「はっ、可愛いな、帝人」
「やっ、ひゃあ…はううっ、ひっうえ…」
「…泣くなよ」
 激しい行為とは裏腹に優しく瞼に口づけ、浮かんだ涙を吸う。帝人はうっすらと瞳を開けた。深い海のような瞳が潤んで歪んでいる。それを自分がやったと思えば、静雄は果てしない高揚感に包まれる。
「帝人、いっぱい出せよ」
 搾るように扱き上げれば、帝人のそれから白濁が噴き上がる。静雄は自分の熱を吐き出す前に帝人の腕を引き、繋がりを深くし、さらに奥へと吐き出した。
 帝人の精液を指で掬い舐める。生臭い味に眉間に皺を寄せた。
「は…はう…」
「ん、今日は此処までだな。風呂入れるぞ、いいな」
 帝人は答える前に意識を落とした。まあいいかと結合を解き、そのまま横抱きにする。
 汗の滴る額に口づけ、静雄は今まで誰にも見せたことのないような幸せそうな笑みを浮かべた。


 髪をさらさらと梳く優しい手に帝人は意識が浮上する。
「…?」
 一体誰なんだと寝ぼけた頭で目を開ける。そこには優しく微笑む静雄がいて、びくっと肩を跳ね上げさせる。
「帝人、おはよう。腰大丈夫か?」
「…ぁ、う」
 自分の身体にされた凌辱的な行為を思い出し、恐怖心から身体が勝手に震える。静雄はそれを気にもせずに引き続き帝人の頭を撫でた。
「朝ご飯何食べたい?好きなの言え」
 帝人はただプルプルと首を横に振る。静雄は「ホットケーキでも焼くか」と身体を起こす。
「帝人はまだ寝てていいからな」
 最後に一撫でし、ベッドからよく見えるキッチンへと向かう。帝人も起きようとしたが、腰の鈍痛で叶わなかった。
 首に違和感を感じ、手を添えれば自分の肌ではなく、革のようなものに当たる。それには紐がついており、ベッドの足に繋がっている。
 首輪は帝人の苦しくない程度の強さでつけられていた。爪を立ててみたが、取れる気配はなかった。
 現状と甘いホットケーキの匂いにギャップがある。静雄の態度はいつもより優しい。昨日のことがまるで嘘のように感じる。
「帝人は蜂蜜かジャム、どっちがいい?」
「ぃ、らない…」
「朝飯はちゃんと食わねえと」
「いりません…!お金もいりませんから、此処から出してください!」
「…何言ってんだよ」
 優しげだった静雄の目の色が変わった。冷たい瞳で帝人を見下ろし、首輪を掴み無理矢理持ち上げる。帝人の身体は勝手に浮く。何も着せられていない肌が布団からさらけ出された。
「お前は俺のペットなんだ。絶対に逃がさない。お前は俺のだ。わかったな」
 鎖骨、胸元に口づけを落とされる。昨日の恐怖心が蘇ってくる。
 こくこくと何度も首を縦に振れば、静雄はまた優しげな目に戻った。そして、そっと唇にキスをされる。
「帝人、好きだ。だからそんなことをもう言わないでくれよ。な?」
「は…ぃ…」
 静雄は帝人の頭を撫でると、イチゴジャムをホットケーキに塗った。一口サイズに切り、帝人の口元へ運ぶ。帝人は戸惑いながらも口に入れた。
「美味いか?」
 首を縦に振ると、静雄は「よかった」と微笑んだ。
「今日から有休とったからよ、いっぱい一緒にいられるな」
「…ッ」
 ちゅう、と鎖骨辺りを吸われる。時たま歯を立てられ、噛み痕を残される。静雄はそれを満足げに指で撫で、キスをする。
「…っくしゅ」
「!」
 裸に布団という寒さでくしゃみが出ると、静雄は慌ててクローゼットを開け、シャツを取り出した。ジャージも手に取っていたが、サイズ的に大きいと判断したらしく、シャツしか帝人には渡さなかった。
「これ着てろ」
 腕を通せばだぼだぼで、左肩がびろりと見えていた。静雄は少し震えながら口元を押さえる。
「静雄さん…?」
「…可愛いな、お前」
 ぐっと押し乗られる。
「あの、何を…」
「ムラっとしたからヤらせろ」
「はッ?!」
 シャツは脱がすことなく、剥き出しの自身に指を添わせる。数回扱かれると、先走りが静雄の指を濡らす。ぐちゅぐちゅとわざと水音を響かせ、帝人は目を閉じ耳をふさいだ。些細な抵抗のつもりだ。
「ははっ、いっぱい出てくるなあ」
「ぁっ…あううっ」
「帝人は此処ぐりぐりされるの好きなんだな」
「違…ッ」
「嘘つき」
 静雄は不意に帝人の自身を弄るのを止める。帝人が息を荒げながら目を開ければ静雄の重みが消えた。
 静雄は冷蔵庫を漁っており、帝人は布団に包まった。静雄はそんな帝人に気づくと少し笑い、布団を簡単に引っぺがした。
 帝人の視界には静雄の手に持たれたホイップクリームが見え、嫌な予感しかしなかった。
 仰向けの状態で片足を上げられ、秘部が静雄にさらけ出される。暴れるが抵抗をものともせず、ナカへ指を一本挿入される。一回ぐるりと回すと、すぐに引き抜く。
「まだ緩いな」
 ホイップクリームの蓋を外す静雄に、帝人は顔面蒼白にして首を横に振る。
「やだ…汚い…です…」
「昨日、丹念に洗ったから大丈夫だ」
 静雄が手に力を篭めると、クリームが勢いよく噴き出した。ナカに注ぎ込まれ、冷たいモノが腹を満たす。
 溶けだした生クリームが垂れると、静雄はくっくと笑う。
「中出ししたみたいだな」
「…ッ」
 零れた白い液体を舐め、秘部に舌を挿れる。跳ねる身体を押さえ付け、甘い液体を吸い上げる。
「や…だ…嫌、」
「ン…うまいな」
 大方舐め終えると、顔を上げ、涙を流す帝人の頬を舐める。
「ごちそうさま」
 頬にキスを落とし、はむっと唇で挟んだ。マシュマロのような柔らかい感触に、一種の感動を覚える。
 その感触を楽しみながら、熱くなった自身を出す。昨日の快感を思い出し、静雄はごくりと唾を飲んだ。その一方、帝人の顔は青いままだ。
「挿れるぞ、いいな?」
「やだ…やめてください…」
「悪いけど無理だ」
 なら聞く意味はあったのかと尋ねたくなる。ぐちゅりと水音と立てながら挿入する。一瞬止まったが、力をいれれば奥まで入る。僅かに残った生クリームが潤滑油の代わりをしてくれたらしい。
 柔らかい内壁に目を細める。一度突けば、帝人は短く啼いた。
「帝人のナカはイイな」
「ひ…くぅ」


しゅーりょー!
処女喪失、玩具挿入、媚薬&放置、ビデオ録画→観賞、射精管理、異物(生クリームとか)挿入、二輪挿し、目隠し
を書くつもりだった
結局二つしか書けてない


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コメント
2010/12/30 23:48 奈倉
傷メガネさんに賛同です・・・ッ!!!!
ムリヤリとかサンドとか
めちゃくちゃ膨らみます!妄想が奈倉を支配してきます・・・(・∀・);;
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2010/12/30 20:24 傷メガネ
二輪差し…ということは静雄以外にも誰かもう1人参加する予定だったんですね!+幽で平和島サンドか、+臨也さんで戦争サンドか、まさかの+トムさんで取り立てサンドか…妄想が膨らみますハァハァ
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