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臨帝で学パロの没

2010/11/27 08:38

これはないだろうと途中でやめたもの
だから途中で終わるぜ
モブ帝表現あるから注意!
R15くらいです
次からはまたほのぼのに戻るよ!


「待てェ!臨也ァ!!」
「はあ?待つ訳ないじゃん、俺は今忙しいの!空気読め馬鹿!」
 いつも通りに学校に来、真っ直ぐに屋上に行くつもりが、大嫌いなアイツと出会ってしまった。
 臨也は舌打ちをし、どうにか撒こうと逃げ回る。
──クソッ、帝人君と会う時間が減る!
 こうなったらこっちも逃げ回るだけでなく、応戦しなければとナイフを構える。静雄が殴り掛かろうとしたところで、少年のように瑞瑞しい声が廊下に響く。
「何やってるんですか!」
「帝人君…ッ」
 二人の視線が帝人へと向く。意図した訳ではないが、静雄の腕にナイフの刃が掠ってしまった。
「静雄君!大丈夫?」
 慌てる静雄の腕を掴み、傷の深さを確かめる。ほんのりと赤くなった静雄の頬に、臨也は舌打ちをし、帝人の手首を掴む。
「大丈夫だよ。シズちゃんは車で跳ねても死なない生き物だから」
「そういう問題ではありません!」
 臨也の中でイライラがむくむくと広がっていく。
──ふざけんな、俺の方が帝人君と仲がいいし。
 自分のモノが取られたような気分になり、臨也は握っていた掌を離した。
「帝人、俺は大丈夫だ」
「でも…」
「ちょっと、シズちゃん。いくらなんでも教師に呼び捨てはどうなの?」
「あ?俺と帝人は幼なじみだから別にいいんだよ」
「形式上、そういうのはダメなんだけどね…」
 呆れたように言う帝人に、臨也は動きを止める。
──は?幼なじみ?なにそれ。
 臨也より、大嫌いな静雄の方が帝人のことをよく知ってるということだ。臨也は訳のわからなく燃え上がる心に、踵を返した。
「臨也君?ちょっと…」
「シズちゃんのが大切なんでしょ?いいから、じゃあね」
「何言って…」
「うざいんだよ」
 勿論、嘘だ。でも、今は構ってほしくなかった。引き止めてくれて嬉しい自分と、自棄になる自分がいる。
 帝人は目を丸くし、哀しそうに眉を下げた。
──なんだよ、泣きたいのはこっちだっつの。
 溜息を吐き、目を前に戻し階段へと向かった。今日はこのまま帰るつもりだ。学校に用はない。
「…さむ」
 彼となら堪えられたその寒さが身体に堪える。
──帝人君には俺のこと必要にしてもらわないと。俺は欲しいモノのためならなんでもするんだからね。
 ふふっと笑い、久しぶりの悪巧みにぶるっと身体が震えた。


 家に帰ると、臨也は暫く連絡をとっていなかった他校の不良グループにメールを送る。
『適当にこの人を痛め付けて。傷はあまりつかないようにね』
 帝人の写真を添付し、臨也は満足げに携帯を閉じた。
──楽しみだなあ。ああでもシズちゃんなんかに頼られたらどうしよう。まあそれでも俺には何等かのアクションを示してくるはず。
 ベッドに寝転び、携帯に写ったかわいらしい青年の姿を見、臨也は口元をニイと歪めた。


 明日にでもやってくれればいいと思っていたのだが、夕方にはやったという報告メールが来た。
 あいつらにしてはうまくやるじゃないか、と楽しくてつい声を出して笑ってしまう。
「ふふっ、本当に楽しみだ」
 早く明日にならないからなあ、と回る椅子でクルクルと回っていると、インターホンが鳴った。臨也は不機嫌そうに椅子の回転を止める。
──せっかく人が楽しんでたっていうのにさ!
 めんどくさそうにチェーンをかけ、扉を開ける。
「はいはい、どちらさ─」
「臨也…くん…」
 臨也は口を開けたまま一時停止をしてしまった。目の前に涙を溜めた、少しボロボロになった帝人がいる。
 慌ててチェーンを外すと、扉を全開にした。
「帝人君!どうしたの?」
 我ながらわざとらしいと思う。だが、帝人はそんなことは頭に入らないのか、ひたすら泣いている。
「大丈夫?まあ入りなよ」
 帝人はただ首を縦に振る。臨也に抱き着いた細い肩が震えている。
 そこで、臨也は鼻につく独特のニオイに気がつく。
「…帝人君、何があったの」
 臨也の顔から血の気が引いていく。
──…いや、俺はただ適当に痛め付けてって言っただけだし。まさか─…。
「授業終わった、から、臨也君のとこ、来ようと思って歩いてたら、いきなり手引かれて、路地裏で、」
 恐怖が蘇っているのか、身体の震え様が尋常ではない。臨也は帝人の背を撫でたが、体を跳ねさせるだけだった。
「路地裏で、なにがあったの…」
「……」
──頼むから、ただ殴られただけって言ってくれ。
「……男の人…達に、強姦…されまし、た…」
 臨也は軽い貧血が起こるのを感じた。
──最悪だ、最悪!
 帝人の腕を引き、風呂場へと連れていく。服を剥ぐように脱がせる。
「…ッ」
 下着を脱がせると、そこから白濁が溢れている。臨也はシャワーから湯を出すと帝人の秘部に指を挿れる。


さすがにやばいので止めました
やっぱりほのぼのだよね!と


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コメント
2011/01/29 16:19
どうしよ、結構好きかも←
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