ハロウィン静帝ちょっと危ない
2010/11/01 17:17
ノリで友達がくれた静帝の続きを書いてみた
あらすじ
静雄さんにハロウィンでお菓子もってないから悪戯されるという訳だよ!
省略しまくりでごめんね!
今まで従順に静雄の後をついて来ていた訳だが、アパートの前に来ると躊躇いがちに静雄に声をかける。
「あの、静雄さん…。本当に悪戯するんですか?」
「当たり前だろ。行くぞ」
鍵を開けると独特のヤニの匂いが鼻につく。背中を押され、家の中へと入る。
「ソファに座ってちょっと待ってろ」
「は…はい」
静雄の言われた通りにソファへと腰を下ろす。ガタガタと何かを探している音に帝人自身とてもどきどきしていた。因みに悪い意味でだ。
音が止むと共に静雄が部屋に入ってくる。手にはもふもふとした何かを持っている。
「静雄さ…」
頭に何かが置かれた。
頭に手を振れれば先程静雄が持っていた柔らかな何かが当たる。
「え、え?」
「可愛いぞ、帝人」
無造作に置いてある大鏡に目を向ければ、帝人の頭の上には犬のような耳がついている。
「やっぱり似合うな。兎と迷ったんだが」
「これ、なんですかッ」
「可愛いだろ?いつか帝人に付けようと思って買っておいたんだ」
自分のために用意してくれていたとはいえ、これは酷い。
帝人はじとりと静雄を睨みあげる。
「そんな表情しても可愛いだけだ」
「喧嘩うってんですか」
「まさか。褒めてるんだよ」
ちゅっと広い額に口づけられる。かぷりと甘噛みされ、文句を言おうとすれば身体を持ち上げられる。
「静雄さん…?」
「可愛い帝人に悪戯してやんねえとな」
「悪戯って、もうこんな耳つけたじゃないですかッ」
「俺はまだ満足してねえ」
服を剥がれ、首筋から脚の爪先まで甘噛みされる。次は噛み痕を舐めだす。
「ひゃ…静雄さん…」
「帝人はどこもかしこも甘いな」
「あううっ」
「…ここはちと苦いか」
苦笑する静雄に、帝人はムッとして額をぺちりと叩く。
静雄は今日一番いい笑みを浮かべると、「お仕置きだな」と耳元で囁いた。
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