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 関口巽著作考察と時代考証

蒼ざめた〜とかE.B.Hとか読めば幼い関口君が少しは見えるんだろうか 温泉郷の老爺は家族旅行だったりするのかな

25.5教師(学生)→25.9馬(戦時中)→26.1E.B.H(青年期)→26.4天女転生(終戦)→26.7蒼ざめた(幼少期)→26.10舞踏仙境(戦後)→27.5温泉郷(少年期)→27.8目眩(姑獲鳥事件)(雑誌発表順・作中の時間)

※それぞれ、嗤フ教師、イデオロギヰの馬、E.B.Hの肖像、蒼ざめたものを持って、温泉郷の老爺、の略

E.B.H、教師は一高、馬は大学、舞踏仙境は研究室かなあと。一応尋常小学校の頃で換算してるけど。E.B.Hの肖像と嗤フ教師、昭和十四年十五年なのでどっちかに中禅寺、榎さんと出会った描写があるかもしれない。

中禅寺は大学卒業と同時に結婚してるので22、23くらいで結婚したらしい(昭和27年に32として、昭和17〜18年頃)(戦争なう)関口君は学徒動員で徴兵されたんだったかな?学徒出陣が昭和18年だね

学徒出陣ではないのかな?ギリギリ大学生、あるいは大学院生かな…?姑獲鳥(文庫)P327、「私は学徒出陣ということで一応将校の階級を貰い」大学から援助を受けて研究してたってことは院生だったの…?

昭和27年8月30日「眩暈」発表(姑獲鳥)昭和28年3月短編「犬の逝く径」を「近代文藝」に持ち込み昭和28年4月30日「犬の逝く径」発表(鉄鼠?)?昭和28年5月30日「獨弔」発表(京極堂、大河内との会話から) (京極夏彦作品人名事典より一部抜粋)

25.5教師(学生)→25.9馬(戦時中)→26.1E.B.H(青年期)→26.4天女転生(終戦)→26.7蒼ざめた(幼少期)→26.10舞踏仙境(戦後)→27.5温泉郷(少年期)→27.8目眩(姑獲鳥事件)→28.4犬の逝く径→28.5獨弔(雑誌発表順・作中の時間)

獨弔の中に関口君の記憶や体験がどれくらい混ざっているのか。あるいは中禅寺の思想。大河内の思想。関口自身の思想。どこまでが関口で、どこからが関口以外か。

昭和25年になって一斉に転職する一高組なんなんだよ…中禅寺は教師辞めて古本屋になるし関口は粘菌の研究辞めて物書きを本業にするし榎さんはビルヂング建てて探偵始めるしなんで同時期にしちゃうの?(榎さんの方が二人と比べて少し後)

関口君が画学生目指してたのっていつ頃までなんだろう 大学入るまでには諦めてるのかな

関口君が姑獲鳥を目眩にしたみたいに魍魎を作品にしなかったのはなぜ?久保君の「匣の中の娘」という事件そのものである作品があったから?久保へのシンパシーが久保の死を経て同情に変わったから?単に涼子さんのときほど強く同調してなかったのかな?

私がどんなに関口を愛しても雪絵さんの足元にも及ばないし、中禅寺さんの影の端にすら触れられない…



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