| 感情のない中禅寺さんが普通の人間らしく見えるように演技している説好き。 塗仏で痛い目みたから、反省して人に愛を示さないように心がける中禅寺さん。でも根本的に人を好きだから憑き物落としてあげちゃうし、関口くんは大事。 中禅寺さんが何考えてるか段々読めなくなってきて、「君の機嫌の良し悪しくらい判るよ！――否、判るつもり、だったよ」って泣きそうになる関口くん 人を好きって言っても誰かを特別深く愛しているわけじゃないから、たとえ世界を敵に回したって平気でいられる。って思ってた中禅寺君が、長じるにつれたった一人を深く愛してしまったと気付いて衝撃を受けるみたいな話読みたい 「僕は平気だ。――ああ、でもね、関口君、君がいないと痛いんだよ。胸が痛くて苦しい。可笑しいだろ、まるで恋をしているみたいだ。僕が君にだぜ。」 [＊前] | [次＃] ← |