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土方さんは下戸
2012/02/02 16:14

「なんだ千鶴お前、全然呑んでねぇじゃねぇか」
「私は一応未成年ですよ?それより歳三さん、呑み過ぎじゃないですか。お身体に障りますよ」
「つうかおめェよ、なんで振袖着ねぇんだ。正月だぜ正月。正月っつったら振袖を着るモンだろうが!」

千鶴はフリルブラウスにジーンズとラフな格好だが、そう言う土方も似たような格好だ。しかもシャツの第3ボタンまで外している。年始の宴は酒宴へと発展していたらしい。

「昨日着たじゃないですか。だから歳三さん、呑み過ぎですって」

ぷう、と頬を膨らませる。が、「そんな顔したって可愛いだけだと一笑に付されてしまった。

「千鶴…可愛いなお前、いつにも増して」
「もう。何おっしゃってるんですか、セクハラで訴えちゃいますよ?」
「どうせ訴えられんなら、本壊を遂げる」

ニヤリ、と土方は笑った。
千鶴を寝室に連れ込んで、少し乱暴に口接ける。

「姫初め、だな」



Fin...?



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