なまえが、好きです。

呆けた貴女もまた可愛いと思いますが、告げてからもうだいぶ経ちましたよ。しっかりしてください。そんなに戸惑わせるつもりはありませんでした。すみません、吃驚させてしまったのでしたら謝りましょう。でも貴女は気付いていると思っていたのですが…。…ん?何故好きか、ですか?…何故でしょうね。いや、怒らないでください。真面目ですよ、僕だって。気付けば貴女ばかり目で追っていました。ああ、そうやって照れたら腕を組む癖、ありますよね。あ、止めてくださいよ怒らせるつもりはないですって。そんなところも好きですよって話なんですから。照れてくれるとなんだか嬉しいですね。…分かりましたよ、やめます、話すの。では、

返事を聞かせてくれますか?

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