君のいない日々なら もう

 すべてが がらくたみたい

 海辺のこのワンルームは

 君のいたときよりも

 広く感じちゃって

 なんだかむなしく

 窓から小さな空を眺めてる

 今日の空は高く遠く

 いじわるな雲が 君を隠してる

 いずれそこに行くんだから

 少しくらい 優遇してくれてもいいのにね

 ああでも生命みな平等か

 だれもがそこに 行くんだものな

 すべてがある そこで

 君は幸せでいる?

 いつかそちらにいけるという

 希望を頼りに 生きています

 朝日のなか 空と海が交わるのを見るときは

 いくらか幸福な気分でいます



2016.10.11




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