午前4時の部屋
規則正しい呼吸音
さよならを言わない唇
愛を囁かないてのひら
泣かない背中
すべてに包まれて眠る
愛しい彼女
わたしたちを認めない世界
夢なら幸せになれた
本当をかくす瞼
なにが正しいのかわからない脳みそ
溶かされていくだけの身体
違和感を感じたあの夜
はじめから狂っていた歯車
愛し合っているだけでは完結しない
なにもかもを投げ出して手に入れたこれは間違いじゃなかったのだと君は笑ってくれるだろうか
ただ沈んでいく午前4時
あとがき
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