※夢主視点とトウヤ視点がごっちゃ混ぜ
小さい頃から一緒にいたね。ずっとずっと、一緒だったよね。
少ないお菓子をはんぶんこ。欲しい物は2人のお小遣いではんぶんこ。一緒に寝るとき、布団をはんぶんこ。
あんまり仲が良いから、ベルが2人だけずるいよーって。ちょっとだけ、あの笑顔はかわいかったなぁ。そんなこと言ったら、「何よもー!」って怒るんだから、余計に可愛い。別に怒りを求めたって、意味ないんだから。
そうやってはんぶんこしてきて、お互いのこと本当に好きになっていたね。
私の魂をはんぶんこ。君の魂をはんぶんこ。私の半分の魂は君の魂で、君の半分の魂は私の魂。2人で1つ。2人で1人。
半分の私、私の価値は君によって決められるんだよ。
半分の僕、お前の価値は僕によって決められるんだ。
半分の私、君のこと愛していいのは、半分の君である私だけだよね。
半分の僕、お前のこと好きでいいの、半分のお前である僕だけだよ。
ねぇ半分の私、これからもずっとずっと大好きだよ。
うん半分の僕、これからもずっとずっと愛してるよ。
だけど半分の私、
だけど半分の僕、
半分じゃない私に愛される君は、価値なんてありはしないよ。
半分じゃない僕に好かれるお前、嫌いだ。
そのときは、
そのときになったら、
君の半分の私と堕ちるか、
お前の半分の僕が殺してあげるから。
だから、ずっと一緒でいようね。