第三話


「リコさん、僕も脱ぐんですか??」
「ん?あぁ…那津くんも一応脱いでて〜!」
「なっ!!那津も見るのかよ!?」
「一応、一応〜」

ぬぎっ
今日ちょっと寒いかも…。
「へくちっ」

………………………………………

「…那津、寒いなら着てていいぞ〜…/////」
「!…大丈夫だよ。にぃには心配しすぎなんだよ」

もう…ホントにぃにはいっつもいっつも心配しすぎなんだから…!!
ちょっとは弟離れしてよね!

「…本当に大丈夫なのかよ?」
「へ?……あ、君は…朝、会った…火神くん?」
「おう。…お前は……日向…だよな?」
「うん、そだよ〜!あ、でも名前で呼んでくれた方が嬉しいな!!
…にぃにも日向だからさ」
「…っお、おう……!あ、じゃあよ…オレも名前で呼んでくれよ!」
「…うん!わかったよ大我くんっ」

………………………………………

「〜〜っ/////」
あれ?大我くん顔真っ赤っかだ…。
どうしたのかな??

「じゃあ次は―――…っ!!?」
「リコさん??」

「(こ…これ、大変じゃない!!)」
「リコさ〜ん?」
「あ、ゴメン那津くん。……那津くんって昔スポーツしてた?」
「え?…あ、偶に練習に参加してましたよ〜」
「…そう……(偶に?偶になんてレベルじゃないでしょ、これ!!)」

リコさん考え込んじゃった…。
どうしたんだろ??




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