第二話

「よ〜し、一年全員揃ったな〜??」
「揃ってま〜す!僕、数えましたぁ。15人いますよ〜」

ぴったし15人いるなんてビックリしたけどね。
テッちゃんもちゃんと数えたし、多分大丈夫!
「えっ?15人??16人じゃなくて?」
「16人?……あ、僕も数えるの忘れてた…///」

………………………………………


「「「「「えぇぇぇ!!!??」」」」」


「さすが俺の弟、可愛いな///」
「もういいよ、日向のブラコン発言は…」
そうなんだよね…にぃにってば、
可愛い可愛いって言ってくるんだもん……;;
にぃにから好かれてるのは嬉しいんだけどね…。

「………」
「水戸部さん?気にしてませんから、平気ですよ!」

「…いや、水戸部は確かに可愛いよね。って言ってるよ……」
「………!!!」
「何で言うのって…間違えてるなら教えた方がいいじゃん」
「………;;」
何であんなに正確に水戸部さんの言ってることわかるんだろ…?
羨ましいな〜…小金井さん。
ていうか、何でいっつも喋んないんだろうか…水戸部さんは……。

「…早く始めようか?……結構時間押してるから…」
「(てか、あのマネージャー可愛くね?)」
「(二年だろ?あれでもうちょい色気があったら…)」
「だアホ。違うよ!」
ゴツン
「そだよ〜、リコさんは……」
「男子バスケ部監督、相田リコです。よろしく!!」

……………………………………
「「えぇ〜!!?」」
「「「カントク!?」」」
「あっちじゃねぇの!?」
「ありゃ顧問の武田先生」

「(マジかよ…)」
「(…つか、アリなの!?)」

「じゃあまずは…………」



「全員…シャツを脱げ!!」
「「「「えぇぇ〜!!?」」」」




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