2019/08/15 20:47

灰色の放課後が苦手だ。強い光を含むと思えない曇天の下ほど校舎は光る。ミラーハウスのように乱反射する。低気圧に体内の水が、水面が光る、眩む、問いかける。ねえ君に映ってる私って、「待った?」級友。他人。友達。同族。少女。罅。破片。鏡の。「ぜんぜん」硝子の一枚で私の横顔が笑う。#twnovel
追記

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