2012/07/14 00:52
・明るくない
どうしても憎くて憎くて堪らない敵を倒そうとする鉢くく。誰が味方かも分からず、度重なる裏切りに傷付き、互いに疑心暗鬼を抱き。それでも、衝突を繰り返しながらも、信頼しあっていた。
そしてとうとう、その敵を倒す機会が来たというところで三郎が死んでしまう。絶望を感じる暇なく、兵助は機会を逃すまいと、捨て身の特攻をし、敵と相討ちになる。
っていう長い長い物語のエンドロールがクラプトンの「Knockin' on heaven's door」だったらいい
アルバムをめくるみたいに、どす暗い日々の中にもそれなりに存在した諸々。笑いあったこととか、ちょっとした楽しみとか、ささやかな幸せが、ワンシーンずつ切り取られて思い起こされていく。
三郎「何だかんだいって、結構幸せだったな。私たち」
兵助「ん。まぁ悪くはなかったな」
みたいな会話があったり。
底抜けに明るくて、話の重さを一切感じさせないそんなエンドロールがみたい。
鉢くくとクラプトンのエンドロール妄想。