管理人遥花がオーバーリミッツしたようです(R15)



※「相変わらずあんたら親子は(笑)」のボツ作品。

表のは一般向けに修正したもの。
本来のものは、めちゃめちゃ欲求不満なときに書いたので、すごくえっちです。
あまりにも恥ずかしかったので、内容をごっそり変えて表にだしました。
以下の文はえっちシーンを抜粋したもの。ゆえに唐突に始まって唐突に終わります、途中で正気に戻ったもので(笑)
見てから後悔したらごめんなさいね!
がっつりクラロイです。15歳以下の方、性描写ダメな方は今なら間に合います!逃げてください!

























いやだ、とは思わない。
ただ心の準備ができていない。

「ちょ…………クラトス……!」


そんなことはお構いなしに、ロイドのズボンを膝までおろしたクラトスは一度起き上がって、ロイドの腰辺りまで移動した。その意図に照れよりも急激に焦りを感じ、少年も慌てて起き上がるが


「っ……うあ………!」

突如、じわりと下腹部を甘く刺激したそれにまた倒れこんでしまった。おそるおそる目線だけ下へ移すと、案の定ロイドのそれを舌で丁寧に可愛がるクラトスがいて、「しまった」と目をつむる。
これをされると非常にきまりが悪いのだ。
―――舌を使った愛撫はクラトスのサディストな部分が一番丸見えになる遊戯とも言える。


「……だめだって……父さ………っまだだめっ………ひゃあっ…あ!…」


根元に舌を這わされ
先端を噛まれて
どこもかしこも
唇で吸うように愛されて。

あまりの快感に瞳に涙を浮かべながら、ロイドは首を振った。
体の中心から広がる甘美な感覚はロイドの思考力を鈍らせ、抵抗の意志をなくす。
舌が敏感なところを這うたびに、電撃が体中にはしるように、体が上手く動かない。
びくんと体が跳ねると、シーツを掴んだ左手が無意識のうちに力が入って引っ掻いてしまう。ひっきりなしにこぼれ出る嬌声をなんとかするために、手を口にかざした。指の間から漏れる甘い声は恥ずかしすぎて、クラトス以外には聞かせれないし、また聞かせる気もない。

自分はきっと彼以外のひとを、もう愛せないのだ。


「っ……ば、ばか…っ…そんなとこ……っ、…あ…ああ……」


だんだん意識がはっきりしなくなり、景色もぼんやりと霧がかってくる。うつろになった瞳でロイドは下にあるクラトスの頭を見つめ、拒むような求めるような手でその髪を掴んだ。若干その拍子に指先が彼の耳に触れた。熱かった。ロイドの指もそうなんだろうが、なんというか、とりあえず熱かった。彼の耳だけではない。ロイドを可愛がるその舌も、足をまさぐる優しい指先もまるで触れられた場所が発熱するかのように、敏感に温度を感じとることができた。
そう思うと途端に恥ずかしくなり、舌が裏筋を這って痺れが背筋を走ったとき、ロイドが息を荒げながら再び「ばか」と小さく呟いた。すると赤い舌をちらつかせがら愛撫をやめ、クラトスがちらりと随分乱れた少年を見上げる。
瞳を細め、ロイドの股目から意地悪そうに口角をあげた。



怖いほど美しい表情だった。




「ほう…………私が、ばか、だと?」
「や…っ……ちが」
「何が……違うのだ」


くすり、と笑ってクラトスは上体を起こした。

目の前の懇願するような少年の瞳に気付かないフリをして、彼はロイドの首もとに顔を埋める。唇が鎖骨のあたりを味見するように吸い上げ、僅かに立てた歯の硬い感触が皮膚を刺激した。


「っひゃ………」


普段の天真爛漫な彼には考えられない程艶のある声と熱い息の気配に、クラトスも少しだけ余裕なさげな顔をする。だが、そこでキレるほど彼は若くないことをロイドは知っていた。クラトスはどんな時でも自分を労りそして気遣う。絶対に無茶な抱き方はしない。


それが少しだけ物足りないのだ。

「と…………おさあん……」



いつまでも焦れったい愛撫にロイドが屈しはじめ、半分泣きながら名前をよんだ。さすがにこれまでか、とクラトスは思ったのだろう。暗闇の中で苦笑した気配があった。


「ロイド。こういう時は父さん、ではなく」
「ク、………クラトス」
「……そうだ。そう呼ぶ約束だっただろう」



そう言うとクラトスの長い指が下腹部を這ったのでロイドは小さく声を上げた。言葉では容赦なく攻め立てるくせに、その指の動きはどこまでも優しい。垂れた愛液によってぐっしょりとしている少年の秘撫へと指先が触れた。
ああやっぱり熱い。
熱すぎて気持ち良すぎてどうにかなりそうである。



「あっ…………ん、んう…」



侵入してくる長い指の感触を内壁で敏感に感じとりながら、ロイドは熱い吐息を漏らした。
熱い。溶けそうだ。熱い。熱い。…………
そう何回も何回も思考が上手く働かない脳で、反芻した。

 

2012/01/07 04:11



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