∠101-110
かなしみのようになりたかった
終わっていく感じがよくわからない
あきらかに別れの言葉
いたいふたり
だめだ、胸が痛い
僕は伸ばしかけた手を引っ込めて
たとえ、彼が深い眠りの淵にいようとも
醜い、ココロの裏腹に
鍵をかけるべき相思
意外に怖がりなんだと知った


∠111-120
しがない日々と
史上最悪のデキゴト
誰が、私だと確認してくれるのでしょう
明日には、きっと忘れているのでしょうね
私の中はコップ一杯の水で出来ている
彼はナカに猛獣を飼っている
言ってよ、言わなきゃわかんないよ
聞いて私の話
私が言った。貴方が嫌い。と
意味もなく叫んでみる


∠121-130
嫉妬とは無縁だったはずだった
真面目に仕事ぐらいします
国家間の問題です
あまりにもサボりすぎ
すべてをかなぐり捨てて
誰か連絡先知らないか?
睡眠障害
だから改竄だってば
そういう問題じゃない
あまりの衝撃に涙


∠131-140
魂の双子ジレンマの森
音のない世界
白い夜
透明な声
胸をつくときめき
群青の丘
怜悧な横顔
総ては我が手中
砂丘の水


∠141-150
お味はいかが?
サヨナラなんていらない
こっちを向いてよ
闇の中に投げ捨ててゆく
乞われる前に気づいて
まだ見えぬ暗礁
イタズラな吐息
言葉をちりばめて
見詰めても見失う
そこにある世界のすべて

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