鈍感なのか拒絶なのか
この問いだけは解けることがない
頬に触れた温かいこの雫は
息苦しさに瞳を閉じて
愛ってなんですかね?
君に壊されるなら本望



嗜虐心を煽らないでくれ
どこで覚えてきたんだい
シニカルな笑みも好きみたいだね
君は本当に、悪い子だ 翻弄されているのはどちらだろうね
来たまえ、まさか嫌がらないだろう



例えもう会えないのだとして
愚かすぎる過ちだとしても
君に触れられないぐらいなら
その一言が胸をかきむしった
自分で自分を抱き締めて
初めて交わした言葉を忘れない



痛みは時に快楽となる
激痛にのた打ち廻る夜
慣れない痛みに眉をしかめた
痛みを伴う、胸元を手繰り寄せ
掴まれた手首をさすりつつ
痛む足が邪魔をする
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