∠251-260 退屈無縁の人 当たり前の居場所 呼吸するぐらい自然 薄情な君だからこその愛しさ 彼の子供っぽい一面 同じ楽しみを共有する人 嫉妬狂いの君狂い 褥に沈む美しい死体 胸裡に融ける想い イエスといったりノーといったり ∠261-270 きみがなにかいましっている また君が嘘をついた 触れた指先を伝う拍動 奇跡めいた夏 発明家の孤独 朱に交われない私 悔い改めなさい、さすれば救われる 聖職者の秘めたる悦楽 口外法度の醜聞の出所 胸を痛ませるこの感情の発露 ∠271-280 子供じみた君にキス 無邪気はときに罪だ 愚かさの上塗り うるさい唇にはお仕置き 触れ馴れていない優しい手のひら 歓喜に震える睫毛 甘く痺れる声色 君に潜む未知数 数式のように語る恋模様 胸を打つ真摯な告白 ∠281-290 ガラスの向こうの住人 自由を希求する囚人 眩く清い美しい人 雁字搦めの生活に終止符 逃走手段しか残されていない 閉じられた心の扉 鍵は君の愛 堅牢な秘密の檻 見つめないで暴かないで すべてを見抜く視線 ∠291-300 傷つかないふりが上手すぎる 君は僕のミラクル 精神が肉体を罰し始めた 無意識の愛情が重荷 チキンハートの発熱 君の笑顔すなわち害毒 精神衛生上よろしくない チャーミングな僕達 ひとりロシアンルーレット 恋が冷めたら |