貴方が何者だとしても たとえ、これがいけないことだとしても 苦し紛れに握りしめたこの手を 夢でじゃなくて、会えたらいいのに 二人で居られればそれだけで 誰であろうと、貴方であれば 相思相愛の理 何度囁いても足りない 隣り合う体温に目眩がした離れていても貴方を感じる 幸せすぎて涙がでた 手を取り合って交じりあいたい 愛おしいヒト 握り返してくるその冷たい手に 精一杯抱きついてくる体に 守ってあげたくなる背中に 塞ぎたくなる赤い形のいい唇に 自分にだけ見せてくれる笑顔に (愛おしさが込み上げてくるんだ) 一目惚れかも 偶然と言うよりは必然みたいな 名前を呼ばれた瞬間に 恋に落ちていた自覚はなくとも 触れた指先が途轍もなく熱い ふとした仕草にどうしようもなくかき乱されて |