「葡萄より余と遊べ!」 「ちょ、畑を荒らさないでくださいよ!」 「あそべー!」 「はいはい、葡萄の手入れが終わったら遊びましょうね」 「むぅ…。…燃やすぞ」 ボッ!! 「ちょ、何をするんですか!怒りますよ…アッー!!」 「…!(びくっ)」 「……ネフィリム様許すまじ…!」 「…っ!…うっ…ふえ…」 「……何で泣くんですか、ネフィリム様…僕の方が泣きたいですよ……ああ、僕の葡萄畑が…」 「お前が余と遊ばないからだろう、アルケイン…ぐすっ」 「ネフィリム様も大事ですけど葡萄も大事ですよ、僕にとってはね」 「むぅ…遊んでくれないアルケインなんか大嫌いだ…!ふぇ…」 「あっ、ネフィリム様、ほら見てください。いないいない…ばあ!」 「…!……アルケイン…仮面の下はそんな顔だったのか…?」 Back |