■潤ちゃんと私



「ねえ潤ちゃん」

「どうしたの星くん」

「潤ちゃんって、お話書いてるんだってね」

「ン…ま、まァね…」

「読ませて読ませて!」

「…ほ、星くんにはまだ早いかなァ…なんちャッて…」

「え、何でさ」

「れー…恋愛ものー…だから?」

「それ位読むよ?」

「え、えーッとォ…」

「こら新一、谷崎君を困らせてはいけないよ」

「太宰さん」

「ご、ごめんね潤ちゃん…」

「え、あ、いや、大丈夫大丈夫、気にしないで」

「ところで谷崎君」

「な、なンですか太宰さん」

「一つ貸し、だからね」

「ええッ!?」

「ふふ、冗談だよ」

「冗談に見えなかッた…」



−−−−−−

走り書いたやつ。
「あーあー、谷崎君そういうこと云うんだー、いいんだよー、新一に谷崎君の書いたやつ朗読して聞かせてもー」
「そ、それだけは勘弁して下さいィィィィィッ!!」
みたいなこと言っててほしいっていう願望…





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