蟲師 ギンコさんと待ち人


続章、毎週ギンコさんにドキドキしてます。なんであんなにかっこいいんだ…
というわけで蟲師夢主案。
連載したとしても中編かシリーズ…かな。やってみたいです。



▼カズラ

じっと切り株の前にしゃがみ込んで動かない泥んこの女の子。ギンコさんが心配して話し掛けるお話でスタート…する予定←

結構上等な服を着ているのに泥んこ。待ち人がいるらしい。
ジト目気味で血色悪い外見とは裏腹に、結構アクティブで無鉄砲な性格。
気付いたら泥まみれで手に蛙とかはぐれた小鳥とか乗っけて帰ってくる理想的な子供像。
どっかに行ってても必ずギンコさんとこに戻ってくる子犬みたいな子。

▼そんなに重要じゃない裏設定

元々は少し貧しい家の子供。ある日大きな屋敷のお手伝いに売られてしまう。切り株を目印に取引をしていたのだが、取引先が迎えに来ず、待ちぼうけ状態。
カズラは両親の事が好きだった為、ずっと言い付けを守り、動こうとしない。


…という相変わらずの目茶苦茶設定。
多分変わります。
以下、小説の書き出し部分。





もう見飽きてきた足元の花をずっと眺める。昨日より一枚、花びらが少ない。
ふと、視界に私のではない足が入り込んだ。
「…こんなところで何してるんだ」
声は上から降り注がれる。誰だろう…いや、誰だって構わない。私は問いに答えるべく口を開いた。
「待ってる」
「…待ってる?」
声は怪訝そうに聞き返してくる。ひとつ、頷いて繰り返す。
「待ってるの」
「何を」
「…わかんない」
「わかんないって…」
「でも待たなきゃいけないの」
先ほどよりも声を張ると、私じゃない足が私の前で正面を向いた。


こんな調子で短編とか重ねたい。



2014/04/23 00:48



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