ググコク コックリさん妹分で連載想定短文


うちのこ達の中では古参に入る…と思う。作ったの一巻発売時だったかと…

管狐の狐世流(きせる)ちゃん。
コックリさんの妹分で、同居人だったロリババア。しかし精神年齢も若いのでただのロリ。
細かい設定とか容姿もあるので、また出したい…
以下、連載想定して書いた一回目。問題ないので直投下です。




1憑目 嗚呼、始めましてケモ耳幼女

<コックリさんコックリさん おいでください>

「…おっと、誰かが呼んでいるみたいですね…どうせ下劣な人間共が悪口のきっかけに呼んでいるのでしょう」
啜っていた緑茶から目を離し、誰かに呼ばれた気がして振り向くと、下にいたのは意外な人物でした。
「…これは、なかなか楽しそうですね…」
私はそのまま長いみつあみを翻し、下へと下りていきました。


−ドロン

「お呼びでしょうか?」
「…お前っ…管狐!?」
ふわり、と袴の裾がはためき、視界が開けていく。ふと横を向くと、それはそれは懐かしい顔がありました。
「コックリさんのお知り合いなのです?」
「知り合いも何も…兄妹だ、俺の煙管に取り憑いてたんだが…」
兄上は唖然とした顔で私を見る。私はというと、山ほどある言いたいことの中からどれを一番に言うべきか悩んでいた。それは向こうも同じのようで、怒ったような、驚いたような、とにかく変な顔をして、兄は先に口を開いた。
「狐世流、何しに来た?」
「何って…呼んだのはそっちにございましょう?霊界に帰って来ないと思ってこちらにきてみれば、兄上は可愛い幼女さんとフラグ立てまくって…歳を考えてくださいまし」
早口でまくし立てると、どうどうと兄上が手で制してくるが、私の口は止まらない。
「あれから色々ありました。信楽さんはまた下界に行ってしまって、修理代を払って、毎日一人でご飯を食べて…」
「狐世流…」
「…ふらっと帰ってくる信楽さんのご飯作って信楽さんのお部屋掃除して信楽さんの洗濯物洗って信楽の−」
「もーいいわかった!!俺が悪かった狐世流!!」


当然のようにオチはない。
また、男体は魅惑ショタ。
信楽に新ジャンルを開拓させかけたほど。





2014/02/27 01:08



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