2010 / 04 / 27


・星は意外と理系だともえる
・白衣で泊まり込みとか…はあはあ
・でもよく実験サボっちゃう星
・某さまが情報系っぽいと仰ったので工学部電子情報工学学科に決定
・リクと同じ学校だったら…
・つまりT大^^
・すみません星が意外と頭良かったら萌えるなという夢を見ました
・単位がギリギリなのでよく他学部の授業をとってる
・リクは法学部(政治コース)で
・出会う二人
・星の第一印象さいあくなリクと、何故かリクを気に入る星
・それからちょくちょく声かけられるリク。その度に嫌そうな顔するリクw
・星あまのじゃくだからそんな態度取られると余計に気になるw
・ストーカーww
・星は原作設定で何年か前までは売れっ子ミュージシャン。ただ荒川には住んでない
・代わりに音楽辞めて大学入学したって設定
・未だに校内でもファンに話しかけられる
・けどリクは音楽疎いので全く知らない
・リクには学部にたかみんという友達がいる(オリキャラ)←

ああなんか止まらなくなった…キャンパスラブもえる…
という訳でちらっと出会いを妄想してみたよ↓

@@@

しまった、と思った。俺にしては随分なマヌケな失敗だ。…面倒でもきちんと掲示板を確認しておくべきだった!

朝からいそいそやってきた大教室は、ものの見事にもぬけの殻だった。たぶん全国の大学生あるある、突然の休講ってやつだ。
ああ、無駄にしたこの時間でいくらでも出来ることはあったのに。今日の夕方からの会議資料もまだ作成途中だし…。仕方ない、パソコン室にでも行こう。

踵を返そうとした瞬間、ふと、広い教室のド真ん中、ぽつんと咲く赤いものに気がついた。よく見れば天下の教室で堂々爆睡中の男だ。なんだあれ、派手な頭だな。大学に入る前は真面目な人間ばっかりだと予想してたのに、入ってみれば意外とそうでもない。世の中には色んな人間がいるものだ。

けどまあ、俺は大変親切な人間なので、多分同じ境遇のその人を起こしてやることにした。

「もしもし、」
「…ぅわ!すんません!」

飛び起きた男に、何故かいきなり謝られた。俺よりは少し年上か?教室でこんなに熟睡できるトコから見ても、たぶん上回生だろう。

「ん?随分若い教授だな…」
「いやいやいや」

いきなり教授と間違われてイラッとした。ピチピチの二十歳だしこんなイケメンの大学教授いないだろ。

「寝呆けるのも大概にして下さい」
「はあ?」
「…今日、休講みたいですよ」
「あー、そなの?」

男はようやくがらんとした教室を見回して、気の抜けた欠伸と軽い伸びをした。なんか、いちいち動作に腹が立つ。直感した。…たぶん俺、この男とは合わない。

「それじゃあ僕はこれで」
「あ、待てよお前」

…今度はなんなんだ。正直もうあんまり関わりたくないのに。

じろじろと観察するような目で見上げられた。居心地がわるい。かと思うと、ニ、と唇の端を上げて何故か笑顔。

「1コマ空いたから暇なんだよ。お前も一緒だろ?お揃いのバカ同士、仲良くしようぜ」

はあ?誰がバカだってあんたと俺を勝手に一緒にするなよ。

「こう見えてあなたほど暇じゃないんで。じゃ、」

恐ろしいほど抑揚のないトーンで言い捨て、俺はさっさと教室を後にした。「つれねーの」とかなんとか背中から聞こえたけど、知るもんか。やっぱり今日は厄日だ。

教室を出た後、「忙しいならほっときゃいーのに、面白いヤツ」と男がニヤニヤと笑っていたのを、まだ俺は知らない。…それからまさか、その日からその男に付きまとわれる、もっと災難の日々が訪れることも。



気がむいたらまたこの設定でかくかも





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