Épelons chance | ナノ



skit

■ガイ父ちゃんとミカル母ちゃん

アニス
「公爵に大佐に伯爵…くぅ〜!よりどりみどり!」
ルーク
「よかったなガイ、追加されたぞ」
ガイ
「いや、俺は遠慮しとくわ…」
アニス
「なんでー!?こんなに可愛い美少女が相手なんだよ!?」
ルーク
「どこにそんな女がいるんだよ」
アニス
「むっかー!どこをどう見てそんな言葉が出るのよ!ヘソ出しトサカ頭!」
ルーク
「なっ!美少女ってのはな、そういうこと言わねんだよ!ま、お子様にはわかんねぇんだろうな」
アニス
「かちーん。ルークにはわからないんだよ。結局ボンボンのおぼっちゃまだから、世間を知らずでいらっしゃる〜」
ルーク
「ボンボンと結婚しようと夢見てるのはどこの誰だよ、なぁガイ?」
アニス
「ボンボンはボンボンでも、世間知らずのおバカ様はお断りですぅ〜!」
ルーク
「なんだと、やんのか!?」
アニス
「やってやろーじゃん!」
ミカル
「はいはいはい…その辺りでストップストップ」
ガイ
「ルーク、お前ももう少し失礼のない言い方を出来ないもんかね…」
アニス
「そうだそうだ!レディに対してなってなーい!」
ミカル
「アニス…。あなたはレディとしてもう少し態度を改めるべきかしらね?」
ルーク
「へっ!言われてやんの!」
ガイ
「ルーク」
ルーク
「……へいへい、わーったよ」
アニス
「ぷぷぷ」
ミカル
「アニス!」
アニス
「……。…むー」



ナタリア
「あの二人、まるで親みたいですわね」
ティア
「…あの子供達、もう少し静かにできないかしら」
イオン
「父親の方へ言ってみますか?」
ティア
「え?」
ナタリア
「ミカルお母様の方へ言ったほうが聞き分けは良さそうですわ」
ティア
「い、一家のつもりだったのね…。まあ、違和感がないと言えば…」
イオン
「ではジェイドはお祖父さんですね」
ティア
「……それはどうかと思います」


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