・*Interlude♭3 side.蓮*・
真夏の海辺。
波打ち際で固めた決意。
「これでいい」と口づけた白い肩の、その感触が消えない両手。
消化させると決めた想いは、日に日にその胸を引き裂いていく。
仲間という言葉が越えられない壁を生み、愛しいと想う気持ちがその足元でもがいている。
終わりの見えない苦しみは、どうすれば癒えるのだろうか…
―――――substoryB
《斉藤 蓮》編
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