・*Interlude♭1 side.美樹*・ 時は約二年前に遡る。 桜舞い散る春。真新しい制服が少し大きく見える新入生。 クラス分けの掲示板の前には、ざわめき群がる人だかり。 その中に。 身長が今ひとつ足りないばかりに、自分のクラスを確認できない少女が1人。 ぴょんぴょん跳ねるその姿を見て、吹き出す少年が2人。 ![]() これからに期待を抱くものと、そうでもないもの。 両者共に、同じく始まりは訪れる。 ――――――substory@ 《桜井 美樹》編 スタート☆☆☆ Novel☆top← 書斎← Home← |