学校で親友に言われた。




「なまえと折原君の仲良し度って異常じゃない?顔は似てるから本当の双子だろうけどさ。何か双子に見えないって言うか…。何て言ったらいいかわかんないけど」


「人間観察好きなあんたにはそう見えるの?」


「うん。まるで…」



***



別にそれが親友に言われた言葉だろうが自分が気にしなきゃいいだけなんだけど…。
でもそんな事言われたら変に臨也のこと意識してしまう。
そんな自分が気持ち悪くてでもどうやって臨也と接したらいいかわからなくてあまり話さなくなった。




「なまえー?」


「ちょっ、ノックくらいしてよ。あほ臨也」


「はいはい次から気を付けます。ところで数学の宿題見せて。もうやったでしょ?」




臨也としゃべるのが嫌で意識する自分が嫌で八つ当たりみたく数学のノートを臨也に投げつける。




「プリン2個ね。今考え事してる最中だから用件それだけだったら早く出てって」




だけどあたしの思いとは裏腹に臨也は近づいてくる。

この腕は優しく掴まれて



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