「そっか、ありがと」




それしか言えなかった。

自分が臨也をどう思ってるのか頭の中で考える。




「振らないの?なまえにとって俺は心配性の幼馴染み以外の何者でもないでしょ」


「…よくわかんないんだよね。恋愛として考えたら好きじゃないと思うけど…」




大事な話してるんだからちゃんと臨也を見なきゃって思って街から目を離して振り返って臨也を見る。




「正直、臨也が彼女といるのを見るのはあんま好きじゃないし昨日先輩とデートしたときも臨也といた方が楽しいって思ったし、それに…キスされた時だってびっくりはしたけど別に嫌じゃなかったし。…この感情って何なんだろうね?」




自分のことを自分でもわからない。
でも臨也なら知ってるかなって思って正直な疑問をぶつけた。

その途端、視界が真っ黒になった。




「なまえ、かわいすぎんだろ。やきもちやいてくれてたの?」

「ちょっ…、は!?別にやきもちなんか!」




臨也に抱き締められてた。




「知らなかったなあ。なまえも俺のことが好きだったなんて」


「違うから!」




否定をするけどさらに強く抱き締められる。




「じゃあ好きじゃなかったら何?なまえは俺のことが好きなんだよ。そんな耳まで真っ赤にしちゃって〜、認めなよ」




昨日の先輩みたく耳元で囁かれるけど昨日とどきどき感が全然違う。
しかも低い声で認めなよ、なんて反則だ。

体中が熱くて死にそうで恥ずかしくて耳を塞ぐ。




「…っ!うるさい!!」




絶対に認めてやらないけど


(なまえ、こっち見て?)
(…何で?)
(ちゅーするから)
(無理!!)
(なまえ、好き)
(…ありがと)

(もしかしたら臨也のことを好きなのかもと思ってしまいました。)







あとがき



ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m


…ってかめっちゃ微妙な終わり方;;

ごめんなさいごめんなさい


臨也とシズちゃん仲良しこよし。
臨也がかっこよくない。

…捏造し過ぎましたごめんなさい;;

でも書いてて楽しかったです!
後悔はしてない。


自分で言うのもなんですがこの話けっこう好きだったりします^^

うん、後半はだめだめだったけど。

続編でもかきたいって思ったけど続かなそうなんで没。

最後まで読んでくださってありがとうございました!!

感想などあれば拍手からでもよろしくお願いします。




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