白ひげ新入りナース(3/6) すると、こちらを向いた優しい顔のエースは、ゆいを真っ正面から抱きしめた。 「後ろからもいいけど、やっぱこれが落ち着くわ、」 「、エースっ」 「あー、なんつーんだろ… 俺、たぶんゆい意外の女に魅力感じねーっつーか、興味ないから、そんなくだらねぇ心配すんな。」 な?とエースが言えば、ゆいの胸がキュッと締まる。 いつも抱きしめらるている、大きな身体なのに慣れないが落ち着く。 押し当てられている胸板からは、エースの鼓動も聞こえる。 「エース、好き…」 「ああ、知ってる。 ゆいって可愛いよな〜、」 「な、なに、急に//」 「照れた? 顔真っ赤だぞ?」 「う、うるさい〜// エースの馬鹿、」 「でも好きなんだろ?」 「〜〜〜っ///」 はは、と笑うエースの頬をくいっとつまんだゆい。 ムッとした顔だったが、次第に笑顔になる。 手を離したゆいはエースと吹っ切れた様に笑った。 それを見ている影があったとか… 「…ゆい、時間よ。 って、洗濯物終わったの?」 エースとじゃれている所を先輩に見つかり、エースには笑顔、ゆいにはお説教とげんこつが降った。 ← | → |