火傷しちゃうぞ!(4/6) 「エース隊長、やっぱり大きかったの?」 その言葉に、飲んでた紅茶が変な所に入る。 「…ごほっ…ごほっ……っ」 噎せるゆいの背中を笑いながら摩るナース。 口を押さえて、涙目のゆいは言った。 「なにがですか!///」 「あら、今のは解ってたから噎せたんじゃないのかしら?」 「うぅ…//」 「あ、そっか。 ゆいはエース隊長が初めてだから、エース隊長の大きさしか知らない訳だ。」 明らかに怪しいです、先輩。 言っている事に何一つ間違えはないですけど…っ 「標準サイズかぁ…これくらい?」 「もうちょっと大きいんじゃないの?」 何かを手で表し始めた先輩達。 何か恥じらって下さいよ、と言いたくなる。 話し合いの結果、決められたサイズをゆいに見せる。 「どう…?」 「ど、どうとかじゃないですよ!///」 「あ、やっぱりエース隊長の方が比べものにならないくらい大きい?」 「大きいですけど…!……て、あわわわっ////」 思いっきり口を押さえるゆい。 自分で言って焦りはじめた。 大きいかぁ…さすがね。 とそんな事何も気にかけていないナース達。 ここでいたら、女としての価値が確実に下がってしまう。 そうゆいは思った。 そしてまた、いつものように来てはいけない人物がドアを開く。 「しつれーい。」 全然思ってないだろ、全く失礼だよ…。 そんなゆいなどお構いなしに、エースはいつもの用に迎えに来た。 「あらエース隊長。」 「よかったわね、ゆいもエース隊長のサイズに満足らしいわよ。」 ふふ♪と笑うナースにゆいは目を見開く。 何を言ってくれてるんですか、鬼ですか、あなた方は…! エースは意味を理解してないだろう、と思いエースを見れば… ← | → |