歪んできた日常(3/7) 「なんですか、これ…」 「ナースが着てるほどそそられる事はないわ。」 出したのは刺激的な色の下着。 しかも何着も違う色がある。 「なんでこんなにいっぱい…ッ///」 「島に着いたときに、たまたま遊んだ男がくれたのよ。」 お姉様、あなたは知れば知るほど恐ろしいです。 「まあ、着てみなさい。」 「…嫌ですよッ!!!!!///」 「何言ってるの、あんたの胸にピッタリじゃない。」 「そんなピッタリ、嬉しくないですよ!!!//」 「あんたは嬉しくなくても、男は嬉しいのよ!」 男が嬉しいはずなのに、なんでナース達が嬉しそうにこちらを見ているのか… 下着の着せ替え人形だなんて破廉恥なもの、見たことありませんよ。 「どうせ見えないんですから、着たって嬉しい訳ないじゃないですかッ!!//」 「ゆい、そこはあんたのテクが問われるとこよ。」 テクって… いろいろ怪しいですよ。 「オトしたい男にだけ、チラッと見せるのよ、チラッと。」 急に小声で、何言ってるんですか。 というより、もはや着る前提で話が進んでしまっていることに、ゆいは苦笑いする。 ← | → |