火拳のエースと小さなナース | ナノ

おやすみのキスをしよう。(4/6)








こんな時だけ、強がる…



「嘘付くなよ。
…俺だってこんな痣付いたら痛ぇよ。」



目を覆う腕を退ければ、目元にキスするエース。


泣いてたら何の説得力もねぇよ。

熱い目元の涙を舐めれば、ゆいは声を震わせて言った。



「エース…、」



「ん?」



「…ほんと、はね…痛かった…しっ、怖かった…のっ」



「そうか…辛かったな。
頑張ったな…。」



ごめん、意外に伝えられる最大の言葉だった。

ゆいの震える唇にキスを落とすと、胸を揉み始める。



痛々しい跡がすぐに消えたとしても、辛い経験はそう簡単には消えたりはしない。

なら消えるまで、傷口が抉られないように癒してやるだけ。

それぐらいしかしてやれねぇ。


エースは胸の突起を舌で器用に転がしたり、甘噛みなどしてゆいに刺激を与える。



「やっ…ぁんっ……あぁっ///」



「久しぶりだから敏感だなあ?」



ふっと笑うエースの息ですら、ゆいの身体は熱を帯びてしまう。

意地悪なエースの言う通りなのが少し悔しい。


ちゅぱ、ちゅぱっと突起を吸い上げれば、エースの手は身体のラインを沿いながら下へと向かってくる。


胸の刺激だけで、もうエースを欲しがるゆいの身体。

エースの手の行き先に期待してしまう。


下着をずらしたエースはニヤリと笑う。



「胸だけでこんなに濡らして…
相変わらずやらしいな、ゆい。」



「やらしくなんか…ぁあっ//」



指を次々と沈めるエース。



「こんなにエロい汁垂らしといて、よく言うぜ。」



「あっ…やっ…あぁ……っ……ああぁ…///」



入ってきた指が、中で折れ曲がる。
上手にゆいの弱いところで折れ曲がる指に、ゆいは甘い声を出した。


エースの表情が愉しそうだ。



「誰かさんエロい汁で俺の手、べちょべちょだ…誰のだろーなあ?」



「しらないっ…あぁんっ…やぁ…っ///」



「そりゃ困った。」



エースはそう言えば、指の動きを急に激しくする。

強い刺激を感じるゆいの中はエースの指を圧縮する。




 









|






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -