幸せいっぱいに囲まれて(5/6) ふとエースに目をやるともう早速、赤ちゃんの服をじっと見つめながら考えていた。 「なぁ、この服絶対可愛いよな。俺これ買う。 ついでだから、必要な物色々買って行こーぜ。まだあんまり支度できてないんだろ?」 それからお店の中をぐるぐると回りながら、エースと2人でたくさん買い物をした。 久しぶりに2人で買い物をしたからか、すっかり楽しくなってしまい、時間さえも忘れていた。 「あー、今日は楽しかったぁ。 ごめんね。疲れてるのに。 明日からもた仕事なのに。」 確かにこんな風に2人きりで出かけたりしたのが久しぶりだったから、嬉しかった。 でも、彼がいつも忙しそうにしているもを見ているからそう思うと、何だか申し訳ない気持ちになった。 「なんで謝るんだ?いいじゃねぇか。 俺たち夫婦だろ?俺こそ忙しくてあんまり相手できなくて悪いと思ってんだ。 だから、気にすんな。仕事落ち着いたし、前より休み少しは多くなると思うからよ。 遠慮しねぇで何でも言えよ。」 「うん。ありがとう。あと少しで赤ちゃん産まれるしね。」 「そうだな。それまで2人でいっぱいデートしような。」 そう言うとあたしのおでこ優しいにキスを落とした。 「俺、*****と結婚できて良かったって思ってる。 だからずっと一緒に生きて行こうな。」 あたしはエースにたくさん幸せを貰ってる。 あたしたち本当に結婚して良かったね 心からそう思える1日だった。 あたしとエースは外にいることも忘れて口づけをした。 深くて長い口付けを あれから3ヶ月くらいが過ぎた。 「*****オムツどこだぁ?」 「そこの棚の上に置いてあるよ。」 無事に出産を終えたあたしは現在育児中。 もちろん、パパも大活躍中 「ほーら。すっきりしたねぇ。 今抱っこしてあげるからなぁ。」 エースは仕事が休みの日は育児に取り組んでくれて、あたしは幸せいっぱいです。 「なぁ。*****写真撮ろうぜ。」 「はいはい。パパは写真撮りすぎなんだから。」 「ったりめーだろ。よし写すぞ?これからも3人で仲良く生きていこーな。」 もちろんだよ。 家族が増えたあたしたちは これからもたくさんの幸せを掴んでいくことでしょう。 END 次ページ後書き ← | → |