あらかじめ用意された言い訳
輝いたのは
鳥になりたい
硝子の仮面よ
何かを探すけど
初恋の蜜
決別の証
「髪、切ったんだね」
悠久の果て
矛盾した愛憎を
見知らぬ町へたどり着いたの
誰もいない僕らの惑星（ほし）
"このアドレスには送信できませんでした"
宛先不在の手紙
彼の岸で待つ
さよならは未だ
悲しみの太陽花（ひまわり）
ArrivederciとAddio
名付けられた鬼
桜の木の下でまた会えた
Arrivederci：伊語でまた会いましょう（一時的な別れ）
Addio：伊語でさよなら（永遠の別れ）
来年の春まで
奇怪なる機会
私の存在価値
偽りの切なさを
短い時間（とき）を重ねて
夢で見た愛
仮面の裏を伝う
鉄格子越しの恋
真紅（まっか）に染まる
ご主人様とペット
絶望とは唐突に訪れるものである
唐突だったのは衝動か
少年は、愛という名の孤独を知る
記憶にございません。
鼠算式殺人
悪戯っぽく笑う
ルビィ色の甘露
さめざめと降る
いつかのあなたへ
お狐様
帰り道がある幸せ
夕焼けかくれんぼ
追いかけたのは
「明後日には帰ります」
安売りの愛
遠ざかってゆく
そして、世界は暗転する。
五月雨よ、
Hello,Hello.
あなたにあいたいな