種族名鑑(随時増量中)

【ぐるみ族】
常にバクや狼などの着ぐるみを身に纏っているのが特徴。
生物の魂を主食としている。
己の食欲を満たすためなら悪魔のみならず、天使その他生物の魂さえも無遠慮に奪い喰い散らかす悪食な種族であったことから、別名ソウルイーター“魂喰い”とも呼ばれていた。
遥か昔にソウルキーパー“魂の守護者”である死神族の殲滅にあい今や伝承でしか存在しないとされる。

【死神(死に神)族】
魔界における魂の管理官。
ソウルキーパー“魂の守護者”とも呼ばれ、命を落としたモノの魂を魔界の夜に現れる赤い月。そこにあるとされる魂の還る大樹へ送り届けることを生業としている。
どんな悪行を働いたモノの魂だろうと汚し、転生を邪魔することは許さない。
セロネの場合は魂に宿るとされる魔力のみを目的としている為、用済みの魂は赤い月へと強制輸送してくれるから問題ないんだとか。

【セイレーン】
催眠や催淫効果のある美しい歌声を紡ぐ種族。
不死の樹海にある湖にのみ生息し、数が少ない。
気に入った生物を見つけるとその歌声で誘惑し支配下に置こうとする。
かつては神に仕えその寵愛を受けていたが、それを嫉妬した天使の陰謀により天界から追放されたと言う逸話があるとか。

【マーメイド】
魔海に住む上半身が女身、下半身が魚の形をした種族。
心臓部に生命線である大きな真珠がはまっており、壊されたりくり貫かれたりすると死に到ってしまう。
海に近づいたモノを引きずり込んでは喰らっているとか。
魚類は友達だから食べないんだって。

【魔人族】
武芸・魔術において超越的なセンスを持ち、災いを起こすとされる種族。
魔力を制御するフェイスアーマーを着けているのが特徴。
元は魔神と呼ばれる神の位を冠する個体であり、死を迎えると生存している魔人へその魔力が受け継がれ最後の一人は魔人から魔神となると言われている。
過去に絶滅したといわれ伝承上のみでしかその存在は知られていないらしいが…？