「さって、おつかいは終わったから…」


食材やら日用品やら頼まれていたものの買いものを終えた男共(内一名は屍)

「たすくん何買い行くー?」

「僕は服かなー、あと料理本!」

「ラナはー?」

「可能なら私服…と、僕も本。」

やんややんやと次の行き先を服屋やら本屋やら言っている間に…

ひっそりと限界を迎える者がいた。


「ぁー…も、無理…死ぬ…」


太陽と人の波に体力を削られ
ズルズルズルズルと深く昏い路地裏に
馬酔木は消えて行ってしまった


「あれ?馬酔木は?」


「「「あーーー?!!!!!」」」







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テーマ「人外ファンタジー」
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