魔界日和
1.あらすじ
魔界を舞台に魔王セロネと自称家来の三人衆の殺戮・虐殺御免、血肉飛び散る殺伐とした日常のお話らしいですよ。
2.世界観
物語の舞台はウイッチ(魔女)・ドラゴン(龍神)・ドライアド(木霊)・マーメイド(人魚)等、総称して「悪魔」と呼ばれる種族の住まう世界。魔界。
空には常に暗雲がたちこみ澄み渡ることはない。
そのため洗濯に勤しむ綺麗好きな悪魔はほとほと困り果てているとか。
北は凍り漬けの大地が広がり南は溶岩の蠢く火山地帯。
西は果てなく続く広大な砂漠、東は深い大森林があり東西南北様々な地形が広がっている。
又、この世界を統べる王として悪魔の中でも絶大な魔力を誇る魔女・セロネがその地位を確固たるものとしている。
腹心にはめご・ひき・芭甄の三大悪魔がおり、懐刀としてあと一人強大な力を持つ悪魔がいるらしいが詳細は不明。
暗雲のうえには天使と呼ばれる種族の住まう世界。
天界があるらしいとかなんとか。
◇一口名所案内◇
【魔王城】
セロネのおうち。
入城の際は恐いお姉さん二人と優しいお兄さんの審問有り。
【首かりの丘】
バードウォッチングには最適。
無造作に置かれた生首のおかげで孤独感は一切沸き起こりません。
【永結の大地】
一面氷で覆われた大地。
無数の魔界ペンギンが生息しており見るものを和ませるがお持ち帰りは厳禁。
『断罪の霊帝』と称される強力な悪魔が封印されている場所があるとか。
【連獄】
血の池地獄や針の山等様々な苦しみを体感できる遊園地。
度を過ぎると死んでしまうこともあるので程々に。
【不死の樹海】
入ったが最後二度と出れないといわれる名所。
中では老いることも死ぬこともなく彷徨い続けることになるとか。
【供物商店街】
日々賑わう人気のショッピング街。お土産は是非こちらで。
スリには要注意。
【死神本部】
命を落とした悪魔の魂を回収し冥府へ送り届ける役割を担う組織の本部。
セロネに吸収された魂は例外なので回収しないてか恐くて回収できない。
【死人の谷】
大量のゾンビが発生している谷。
悪臭漂う不快な場所だが訪れればゾンビの手厚いお持て成しを受けられる。
【光り射す庭】
魔界唯一の神聖な大地。
弱い悪魔は一瞬で浄化されてしまうので要注意。
生死をかけた力試しにはある意味最適。かも。
2005.10.10
2008.04.18加筆
2014.01.06加筆