SPD

1.あらすじ

日本を舞台に内閣総理大臣所轄の特別に創設された行政機関の一つ、特殊警察庁のメンバーたちが大いに面倒くさがりながらも要請を受けた案件の解決に挑む。らしいですよ。

2.世界観

物語の舞台は世界に誇る経済大国として安定成長を続け、国民の生活水準も比較的高く物質的にも豊かとなった日本。
数少ない中立国という立場にあり国際問題等に積極的に取り組む姿勢を見せる反面、国内で年々増加の岐路を辿る犯罪について大きな問題を抱えている現状があり、これに対し現在特殊な政府機関を創設する等警察組織の規模拡大を図っている。
又、普通の人間と外見そのものは変わらないものの様々な自然現象を自在に操ることができる潜在的な能力を持つ特異体が僅少ではあるが存在している。


◇一口メモ◇

【特殊警察庁-Special Police Department-】
通称“SPD”又は“特警”。
主に重い罪に問われ指名手配された者に係る事件等を管轄とする警察組織。
特殊な職務上、警視庁とは区別されており独立した立場で職権を行使する権利を持っている。
煙草禁制スモーカーお断りの為、公私問わず吸うと警視庁へ異動することになるらしいよ。

【特殊警察・本支部長】
関東、関西に置かれる特殊警察本部・支部の総監。
とっても偉いけど責任も重大。

【刑務官部隊】
特殊警察において、指名手配犯を確保又は抵抗が激しい場合に限り始末する重要な役割を担う機動隊。正式名称は刑務執行官部隊であるが多くの場合刑務官、又は刑務官
部隊と省略されている。
所属する隊員を実力及び能力別にA・B・C・Dの4ランクにクラス分けし、Aランクから順に危険度の高い手配犯を担当させる体制をとっており、総合力上位四位以内に入る隊員は隊長クラスとして特級・Sランクに格付けされ、担当する手配犯の危険度も格別となる。給料も他の隊員より断然高い。
五年に一度だけ、昇格・降格を賭けた実力試験が実施される。

【能力者】
主に火・水・風・土を礎とした自然現象を自在に操ることのできる潜在的な能力を有する人間のこと。正式には能力保持者と呼ばれるが能力者と省略されることが多い。
又、特異な力を持つことから特異体、特異能力者などと呼ばれることもある。
既存率は低く初期段階の力はたかがしれている為、能力者はその力に気付く事無く一般人に紛れ生涯を終えるものが大多数を占めている。

【オーバーロード】
能力者が一時に制御できる能力には限りがあり、その限度を超えた状態で能力を使用することによって起こる能力の“暴発・暴走”を言う。
オーバーロードした特異体は能力の放出に伴い自我が蝕まれ、無くなると同時に死に至る。
止めるためには自我があるうちに当該特異体を気絶させるか、自然に暴走が収まるのを待つしかない。

【四大能力】
光、闇、時、重力の四属性の能力を示す総称。
数ある能力の中でも特異性が高く、同じ時間軸に該当する能力者は各能力につき一人しか存在しない。
又、威力や効果等も他の能力と比べ秀で未知数な部分が多く、各四大能力者にのみもたらされる特別な効用がある。
重力:当該能力者の意志に関係なく能力による攻撃その他当該能力者に害ある効果を打ち消し、完全に無効化する。
時:消費能力の限界値がなく、オーバーロードという概念そのものが無いとされている。が、検証のしようもない為定かではない。
光・闇:能力者自身を保護する為その能力自体が自我を持つことができ、当該能力者と精神のトレードをすることによって、その体を自由に扱い自己防衛を行なうことができる。

【カタストロフ- Catastorof -】
通称“CT”
能力者中心の政治国家を創ることを目的としたテロ組織。
全ての構成員が能力者であり、現在は素質の良し悪しに関わらず能力者を取り込み、組織を拡大しながら四大能力所持者を探している。

【シェイド -SHADE-】

『自分達の音楽を売るために音楽を奏でる。』

日々、くるくると変わるランキング。
流行の入れ替わりの激しい競争の場である音楽業界で、その姿を見せる事無く正に音楽だけでファンを集め、注目を浴びる謎多きロックバンド。


2005.10.10
2010.12.31加筆
2014.01.06加筆




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